母子手帳ラジオ 第1

夜が来るのが、怖かった

頼ること

富樫裕美・ろん児童発達/たどりみち母子手帳) · 2026年7月30日 · 3:01

夜が来るのが、怖かった

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この回の内容(全文)

ろん:おはようございます。お家できらりの、ろんです。

ろん:いま、きらりの成長を見守る母子手帳を作っています。

ろん:もとは、公務員保育士でした。

ろん:新潟の家から、宮城と大阪のきらり保育園とつながって働いています。

ろん:息子がひとりいて、いまも一緒に、あたふたしています。

ろん:きょうは、頼ることのお話です。

ろん:夜が来るのが、怖かったんです。

ろん:産んでから、しばらくのあいだ。

ろん:昼のあいだは、頼れる人がいました。

ろん:でも夜になると、誰にも頼れない時間がやってきますよね。

ろん:あれが、こわくてこわくて。

ろん:朝、目が覚めて。ああ、きょうも息子が生きてる。よかった。

ろん:そこからやっと、一日が始まる。そんな産後でした。

ろん:……ひとりで頑張らなくていいよ、なんて言っている私が。

ろん:いちばんできていなかったんですよね。

ろん:……本当はしんどかったんです。

ろん:でも、しんどいって言っちゃいけないと思っていました。

ろん:子育ては楽しいもの。幸せなこと。そう思わなきゃいけない、って。

ろん:いいお母さんにならなくちゃ、って。

ろん:誰に言われたわけでもないのに、自分で縛りをつけていたんですね。

ろん:あの縛りが、いちばん自分をしんどくさせていました。

ろん:……産後って、条件がそろってしまう時期なんです。

ろん:眠れない。ホルモンが急に変わる。そして、ひとりになる。

ろん:だから、心が持たなくなるのは、気持ちが弱いからじゃないんですよ。

ろん:誰でもそうなります。私も、そうでした。

ろん:できれば、妊娠しているあいだに。

ろん:相談できる先を、見つけておけるといいなと思います。

ろん:家族以外の人。地域。助産師さん。お友達。

ろん:産んでからだと、探す余裕がないんですよ。ほんとに。

ろん:いま大変だから助けてほしい。これをやってほしい。

ろん:そうやって、上手に頼る。これ、練習しておくといいです。

ろん:……頼るのって、全然悪いことじゃないんです。

ろん:むしろ、そのほうが百倍いい。

ろん:ママが安定すると、お子さんも安定していくんですよね。

ろん:安心って、正しさからじゃなくて。つながりから生まれるんだなと思います。

ろん:きょう見てほしいのは。

ろん:しんどくなったとき、誰の顔が浮かぶか、です。一人でいいんです。

ろん:名前が浮かんだら、それがきょうの収穫です。

ろん:……もし、誰の顔も浮かばなかったら。

ろん:この母子手帳を作った、私たちを思い浮かべてください。

ろん:私は、あなたの味方でいます。

ろん:それでは、きょうも。笑顔で、いってらっしゃい。

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