ゆきんこ社長の発達ラジオ 第1話
早さより、順番
発達の順番
遠藤由希・ゆきんこ先生(発達ナビ監修/きらり保育園グループ代表) · 2026年8月1日 · 4:33
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この回の内容(全文)
ゆきんこ:はじめまして。
ゆきんこ:きらり保育園、代表の遠藤由希と申します。
ゆきんこ:保育士です。
ゆきんこ:宮城に5つ、大阪に1つ、6つの保育園と、小児訪問看護ステーションを運営しています。
ゆきんこ:0歳から2歳の子どもたちを、10年間、毎日見てきました。
ゆきんこ:詳しいプロフィールは、画面の下からご覧くださいね。
ゆきんこ:この番組では、私たちの園が大切にしてきたことを、毎日ひとつずつ、お家のみなさんにお話ししていきます。
ゆきんこ:第1回のきょうは、そのいちばん真ん中にある、発達のお話をさせてください。
ゆきんこ:でもその前に、少しだけ、私の話をさせてください。
ゆきんこ:私はもともと、幼稚園の先生でした。
ゆきんこ:でも、1年で体を壊してしまって、その仕事を離れたんです。
ゆきんこ:それからエステティシャンになりました。
ゆきんこ:施術台の上で、毎日たくさんのお客さまのお話を聞きました。
ゆきんこ:その中に、保育士さんたちがいたんです。
ゆきんこ:いい人なのに、すり減っている。
ゆきんこ:子どもが好きで選んだ仕事のはずなのに、疲れ切っている。
ゆきんこ:その声を毎日聞きながら、私の中にひとつの思いが芽生えました。
ゆきんこ:自分たちが、心から子どもを預けたいと思える保育園を、保育士たちの手でつくれないかな、と。
ゆきんこ:そんなとき、小規模保育という新しい仕組みが始まるというニュースが流れました。
ゆきんこ:いまだ、と思いました。
ゆきんこ:経験も、建物も、お金もありませんでした。
ゆきんこ:事業計画書を一枚握りしめて、金融機関に融資をお願いしに行きました。
ゆきんこ:園舎もないのに保育士さんを募集して、面接はファミリーレストランでした。
ゆきんこ:見せられるものは、言葉と本気だけ。
ゆきんこ:それでも「この人と保育園をつくりたい」と言ってくれる仲間が集まってくれて——2016年の4月、宮城の小さな町で、3つの園がいっせいに開園しました。
ゆきんこ:そうして、子どもたちをお預かりする毎日が始まって、最初に分かったことがあります。
ゆきんこ:私たちがお預かりしているのは、命だけではないんです。
ゆきんこ:育ちも、お預かりしている。
ゆきんこ:きょう一日、安全に過ごすことは、もちろん大事です。
ゆきんこ:ですが、発達にも取り組んでいく必要があると感じ、その子の寝返りも、はいはいも、はじめの一歩も、園にいる時間の中で経験する可能性がある。
ゆきんこ:発達も重要視した保育が必要。
ゆきんこ:そう思って、この10年やってきました。
ゆきんこ:そしてこの10年、現場で感じてきたことがあります。
ゆきんこ:発達の気になるお子さんが、年々増えているんです。
ゆきんこ:先生たちからも、この子にどう関わったらいいですか、という相談が増えてきました。
ゆきんこ:そこで気づいたことを、ひとつだけお話しします。
ゆきんこ:寝返りをして、ずりばいをして、はいはいをして、つかまり立ちをして、歩く。
ゆきんこ:赤ちゃんの発達には、順番がありますよね。
ゆきんこ:実はこの順番、ただの成長記録ではないんです。
ゆきんこ:ひとつひとつに、ちゃんと意味があります。
ゆきんこ:途中の道を飛ばして早く歩き始めた子が、あとから転びやすかったり、走り方がぎこちなかったり——長く見ていると、つながっているのが見えてくるんです。
ゆきんこ:早く歩けたら、いいこと。
ゆきんこ:私も早く歩けたら運動神経が良い子?と周りからも言われ、そう思っていたこともありました。
ゆきんこ:でも10年、毎日子どもたちを見てきて、やっと分かってきたことがあります。
ゆきんこ:発達は、早さよりも、順番なんです。
ゆきんこ:発達の積み直しがしやすい体操や運動、マッサージなどを紹介していけたらと思いますので、ぜひお時間のある際に耳をかたむけてもらえると嬉しいです。
ゆきんこ:あしたは、給食のお話をさせてください。
ゆきんこ:うちの園の給食、実は小麦と卵と乳を使っていないんです。
ゆきんこ:どうしてそこまでするのか。
ゆきんこ:そこにも、10年分のわけがあります。
ゆきんこ:それでは、きょうも。
ゆきんこ:笑顔で、いってらっしゃい。
紙芝居















