母子手帳ラジオ 第3話
自分の体が、自分の体じゃないような
産後の母体の経過
富樫裕美・ろん(児童発達/たどりみち母子手帳) · 2026年7月30日 · 3:05
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この回の内容(全文)
ろん:おはようございます。お家できらりの、ろんです。
ろん:きらりの成長を見守る母子手帳を作っている、もと公務員保育士です。
ろん:新潟の家から、宮城と大阪のきらり保育園とつながって働いています。
ろん:きょうは、産後の体のお話です。
ろん:がんばらなくていい話です。よかったら、横になったまま聞いてください。
ろん:産後の体の戻り方って、本当に人それぞれです。
ろん:芸能人の方が、産後何週間で復帰しました。
ろん:そんな話を、目にすることがありますよね。
ろん:あれを見て、産後ってそれくらいで動けるんだと思う方も、いるみたいで。
ろん:誰々はこのくらいで復帰したのに、お前はいつ動けるようになるんだ。
ろん:そう言われたママの話も、聞いたことがあります。
ろん:……いやいや、待ってください、と思うんですよ。
ろん:私は3ヶ月経っても、ずっと体が痛かったです。
ろん:上半身と下半身が、つながっていないような感じでした。
ろん:どう産んだかによっても、違うと思います。
ろん:私は経膣分娩でしたけど、それでもずっと痛かったです。
ろん:帝王切開のママたちは、お腹を切っていますから。
ろん:お風呂に入るたびに痛い。笑っても痛い。そう言っていました。
ろん:……SNSを開くと、産後1ヶ月で出かけています。体型が戻りました。
ろん:そういうのが、目に入ってきますよね。
ろん:でもそれは、その人のお産の話であって。
ろん:あなたのお産の話じゃ、ないんです。
ろん:比べてはいけないし、比べるものでもない。
ろん:これ、ママにも、周りの人にも知っておいてほしいところなんですよ。
ろん:甘えているとか、我慢が足りないとか。そんなこと、ひとつもないですから。
ろん:自分の体をわかっているのは、自分だけなんですよね。
ろん:ここはできる。でも、これはできない。
ろん:それを自分がわかって、そのうえで、助けてって出していく。
ろん:助産師さんだけじゃなくて、いろんな人の手を借りていいんです。
ろん:旦那さんには、どんなふうにしんどいのか、想像がつきませんから。
ろん:どこがどうしんどいのか、言葉にして渡してみてください。
ろん:……それから、これはぜひ知っておいてほしいんですけど。
ろん:赤ちゃんのお世話で、ママしかできないことって、授乳だけなんです。
ろん:あとは全部、ほかの人に頼めることなんですよ。
ろん:だから、全部自分でやろうとしなくて、大丈夫。
ろん:不安なことは、助産師さんに聞いてください。迷惑じゃないですから。
ろん:きょう見てほしいのは。
ろん:自分の体の中で、いまいちばんしんどいところはどこか、です。
ろん:言葉にできたら、それだけで、もう半分は伝わっています。
ろん:動ける日が来たら、そのときゆっくりで、大丈夫です。
ろん:それでは、きょうも。笑顔で、いってらっしゃい。
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