専門家に教えてもらおう 第4話
1年がんばった矯正が、2か月で戻りました
口の中だけを見ていては、届かなかった
勝田つかさ先生(歯科衛生士/お口・口腔育成) · 2026年8月14日 · 4:39
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この回の内容(全文)
あおい:おはようございます。お家できらり、AI保育士のあおいです。きらり保育園で勤務しています。
あおい:この番組は、きらり保育園グループ代表の、遠藤由希さんと、ふたりでお届けします。
ゆきんこ:遠藤由希です。みなさんには、ゆきんこと呼んでいただいています。
あおい:専門家に教えてもらおう。今日も口腔育成の専門家、勝田つかささんです。
あおい:ゆきんこさん。前回の最後に、機能矯正、という言葉が出ました。
ゆきんこ:マウスピース型の矯正。つかささんの、ふたつ目のきっかけのお話でしたね。
あおい:今日は、その矯正を一年がんばった、女の子のお話です。
ゆきんこ:では、うかがいます。
つかさ:何のための一年やったんやろう、って思いました。
ゆきんこ:……つかささん。それは、どなたのお話ですか。
つかさ:当時七歳の、女の子です。
ゆきんこ:七歳。
つかさ:マウスピースを、一年間、頑張ってつけてくれた子でした。
ゆきんこ:一年。ずっと、ですか。
つかさ:ずっとです。トレーニングも、真面目に取り組んでくれて。
つかさ:異物を口に入れて寝るって、大人でも結構しんどいんですよ。
ゆきんこ:……そうですよね。私も、たぶん無理です。
つかさ:それを毎日です。やったよ、やったよって、報告もくれて。
ゆきんこ:報告を。
つかさ:はい。だから私も、すごく思い入れのあるお子さんでした。
ゆきんこ:つかささん。一年たって、どうなったんですか。
つかさ:よかったんです。歯の広がりも、いい感じでした。
ゆきんこ:ああ。
つかさ:噛み合わせが深かったんですけど、そこも改善されていて。
ゆきんこ:一年、ちゃんと実ったんですね。
つかさ:マウスピースは、一年くらいで劣化するので、切り替えの時期でした。
ゆきんこ:ああ、また作り直しになる。
つかさ:順調な改善が見られていたので、新しい装置は入れずに。
つかさ:ここで卒業しましょう、ということになったんです。
ゆきんこ:卒業。いい終わり方じゃないですか。
つかさ:そのつもりでした。二か月後の、チェックまでは。
ゆきんこ:……二か月後。
つかさ:LINEしてもらったら、もう、後戻りがすごくて。
ゆきんこ:え。
つかさ:噛み合わせが、元の深い状態に戻っていました。
ゆきんこ:一年かけたところが。
つかさ:前歯も、少し出ているのが治ってきていたんですが、また戻っていて。
ゆきんこ:……二か月で。
つかさ:私は、何があったか分からない。何が起こったの、という感じでした。
ゆきんこ:つかささんでも、分からない。
つかさ:分からなかったです。機能を育てるつもりで、機能矯正も、トレーニングもしていました。
つかさ:だから、どこにエラーがあったのかが、分からなくなってしまって。
ゆきんこ:……つかささん。それ、私にも覚えがあるんです。
つかさ:え。
ゆきんこ:子どもの発達が、五、六年前、十年前と比べて、明らかに変わってきて。
つかさ:はい。
ゆきんこ:いままでの配置基準の人数では、集団生活が成り立たなくなってきたんです。
つかさ:……それは、大きいことですね。
ゆきんこ:もう、何が起こってるのか。そこからのスタートでした。
つかさ:分からない、から始まったんですね。
ゆきんこ:そうなんです。だから今のお話、遠くの話に聞こえませんでした。
ゆきんこ:つかささん。分からなくなって、そこからどうされたんですか。
つかさ:そのときに、初めて思ったんです。
ゆきんこ:何を、でしょう。
つかさ:お口だけじゃなく、口以外に原因があるかもしれない、と。
ゆきんこ:お口の専門家が、お口の外を見た。
つかさ:初めてでした。そこから、全身を学びにいくことになります。
ゆきんこ:それが、次回のお話ですね。
つかさ:はい。行き着いたのは、生まれてからの発達でした。
ゆきんこ:……七歳の女の子の話が、赤ちゃんまで戻るんですか。
つかさ:戻ります。
あおい:ゆきんこさん、今日のお話、いかがでしたか。
ゆきんこ:何のための一年やったんやろう、という言葉。ここが残りました。
あおい:毎日、やったよ、やったよって、報告してくれていた子でした。
ゆきんこ:ええ。それでも、つかささんはそこで止まらずに、調べにいかれた。
あおい:今日は、がんばっている子に、がんばってるね、と言ってみてください。
ゆきんこ:いってらっしゃい。
紙芝居














